- トポスプロジェクト初動作家より、選別編成したカップリングユニットとして、オープンスペースを率先して構想する作家を示します。
率先するプロジェクト担当期間において、自らの作品展示を主軸に、ユニット間の協議により、トポス参加作家各位に向け、「スペース介入条件」を示し、カップリングユニットの作品展示空間を、条件に応じた参加作家作品を加え入れた、いわゆる「オープンスペース」として構築します。
ユニット主導の「条件(コンデション)」の一切は、イニシアチブアーティストに委ねられ、ともなう「オープンスペース」 コンセプト、及び、その詳細は、都度カップリングユニットによって制作される「リーフレット」に よって、明示表明されます。
トポスプロジェクト2011(初動期間)は、2名によるカップリングユニットが、イニシアチブアーティストと位置づけてありますが、2012以降は、単独、あるいはトリオのイニシアチブアーティストユニットも想定されます。 - イニシアチブアーティストによって、構築された「場所における作品展示販売空間」を示します。
これは、トポスプロジェクトに属すものですが、意匠は、イニシアチブアーティストに一任されます。
イニシアチブアーティストによって決定される「スペース介入条件」には、トポスプロジェクトとしての制約がないので、場合によっては、イニシアチブ アーティストのみの、スペース構築となることも考えられます。
トポスプロジェクトに対応する特別な制作構築も可能であり、また作家各位のこれまでの個別文脈に おける延長線上を交錯させる工夫で行われる場合もあります。しかし、作品販売を目的とされており、販売不可能なインスタレーション・パフォーマンスのみによって構築されるものではありません。仮に空間がインスタレーション・パフォーマンスとなった場合、販売される作品が用意されており、その販売促進が促される性格のものであると位置づけてあります。 - トポスプロジェクト賛同参加作家で、イニシアチブアーティストからの「スペース介入条件」に、応じる作家を示します。
都度の条件に応じるか否かは、作家の判断に任されるものとし、レスポンスを強制するのものではありません。しかし、イニシアチブアーティストとして、オープンスペースを構築する担当でない、プロジェクト開催期間に、レスポンス作品制作販売によって、自らの作品発表販売を活性化できるメリットがあり、これを、大いに利用していただくことを目的と設定されていいます。
つまり、プロジェクト期間にトータルに関与することで、イニシアチブアーティストのオープンスペースが、 孤立・分業・分断することなく、参加作家すべてによる都度の英知をそこへ注ぐ、重要なスタンスとして、参加作家各位の、新たな、制作根拠となるでしょう。 - イニシアチブアーティストによる、レスポンスアーティストに向けた、オープンスペース構築協力の、「指示コンディション」を示します。
企画進行状況における賛同作家全員のプロジェクト期間への参加関与がこれで可能となる性格づけがなされています。
その詳細は、イニシアチブアーティストに一任されますが、想定されるレスポンス作品が、販売可能なフォーマットである前提を覆すものではありません。 つまり、イニシアチブアーティストのオープンスペースへのレスポンス作品が、言説のみであるとか、 展示販売不可能な参画である条件は、指示条件を満たしていないものとされます。故に、インスタレーション・パフォーマンスどは、販売システム以外のイヴェント扱いとなり、インスタレーション・パフォーマンスだけによって成立するオープンスペース、及びレスポンスワークは表出できないことになります。
概念の説明
イニシアチブアーティスト
オープンスペース
レスポンスアーティスト
スペース介入条件